就業規則に『社内恋愛禁止』と定めているような企業もあることから、一般的に難しいと言われる職場(社内)恋愛。
上司や同僚など周りの人たちにバレないように職場で付き合うことは、なかなか大変だと思う人も多いのではないでしょうか。
ですが、誰にも知られていない二人だけの関係というのは、それだけでもドキドキが増し恋愛を盛り上げる大きな要因にもなります。
大人になってからの人間関係はほとんどが仕事関係になるため、出会いが多いのも職場と言えるでしょう。
今回は、職場の仕事仲間を意識し、付き合うきっかけとなる要因をご紹介します。
どのようなきっかけが恋愛に発展するかを把握しておけば、気になる相手に対して意図的にきっかけを作ることも可能となります。
挨拶をする
社会人として、一人の人間としての基本的なマナーである挨拶。挨拶はごく基本的なことですが、毎日のこの積み重ねが職場で付き合うきっかけになることもあります。
心理学的に、『単純接触効果』というものがあります。人は顔を合わせたり言葉を交わしたりする機会が多い人に、親近感や安心感を覚えていくというものです。
初対面の時には、あまり会話ができなかったり何となく気まずい空気になったりして、「合わないのかな」と感じていても毎日顔を合わせているうちに、たわいのない会話をするようになった友人があなたにもいるのではないでしょうか。
最初は無理に会話を見つける必要はありません。挨拶を繰り返しているうちに互いの空気感も馴染んでくるため、自然と会話ができるようになるでしょう。
単なるの挨拶からはじまった2人の会話が自然に弾むようになれば、それは波長が合うもの同士という捉え方ができます。
お土産を渡す
人から何か貰うというのは、それだけでも嬉しいものです。また人は何かをくれる相手を好意的に感じる傾向があります。
どこかへ遠征したり、旅行した際に買ってきたお土産がきっかけとなり、2人の距離が近づき恋愛へと発展することは珍しくありません。
また、日ごろから「おすそ分け」、「差し入れ」的な形でちょっとしたお菓子などを相手に与える機会があれば、それはより大きなきっかけとなるでしょう。
仕事を手伝う
相手の苦手な部分をサポートしたりミスをフォローしたりすることで、相手からの信頼度や好感度が上がりアナタが魅力的に見えてくるようになります。
逆にアナタが手伝ってもらうようなケースにおいては、「すみません」と申し訳ない気持ちを表すよりも、「ありがとうございます。」と感謝を示す方が相手は嬉しく感じてまた力になりたいと思ってもらえます。
自分のミスで相手の時間を割いてしまうことで、相手に対して申し訳なくなる気持ちはよくわかりますが、謝るのではなく感謝で示し前向きな言葉を心がけましょう。
一緒に残業や徹夜をする
決して進んでやりたいとは思わない残業や徹夜。そんな通常とは異なる特別な状況に置かれた人の間には、一体感や親近感が生まれ自然と親しくなっていきます。
また、こちらも心理学で、暗闇効果というものがあり、暗い部屋で共に過ごした男女は結ばれやすいというものです。
同じプロジェクトやタスクに携わることで、連携やコミュニケーションが増え、それが2人の間の信頼関係や絆を深めるきっかけになるでしょう。更には、仕事のストレスや問題を共有することで、相互のサポートや理解が生まれ、信頼関係が深まることがあります。
もしも職場の好きな人や気になる人が残業や徹夜になったら、あなたも一緒に仕事をしてみると良いかもしれません。
まとめ
- 挨拶をする
- 仕事を手伝う
- お土産を渡す
- 一緒に徹夜や残業をする
職場で付き合うきっかけとなるケースご紹介しました。
好きな人がいる、いないにかかわらず、一生懸命に仕事をしている姿は男女問わずにとても好印象です。
職場恋愛のきっかけは、何気ない日常の中にあるのかもしれません。